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平成28年度静岡県職員の海外旅行に関する実態調査(前期)
懲りない役人篠原清志、再び
懲りない役人篠原清志、再び
平成29年2月12日(日)
さきに、昨年度の優雅な海外視察の実態が明らかになった篠原清志部長。
本年度も懲りずに同じことを繰り返していました。
一度税金にたかることに手を染めてしまうと、なかなか抜け出せないことの証左でしょう。
論より証拠。以下のとおり160万円を超える旅費の、その成果からまず見てみましょう。
これが、通商?嘆かわしい物見遊山視察
以下に「海外販路拡大県産品展示調査」と称する旅行の成果報告書(復命書)を紹介します。
なお、旅行の行程はこの報告書の末尾に添付されています。
この成果を見て、どのように評価するかは各人のそれぞれでしょうが、少なくとも私は無駄な物見遊山目的の旅行としか見えません。
以上が「海外販路拡大県産品展示調査」と称する旅行の成果報告書(復命書)です。
いかがでしょう。
対比する意味で、同じ部長職の出張成果を紹介しておきます。
この旅行は、交通基盤部長ほか1名による「モンゴル国ドルノゴビ県下水道交流事業職員派遣」です。
全体はページにして17ページに及ぶため全てを画像掲載できませんが冒頭部分だけで違いは明らかなので見比べてほしいと思います。
(全体
170211k.pdf
)
以下ページ略
次に、航空機利用及び宿泊費についてのいかにも役人らしい恣意性を紹介します。
航空機はビジネスクラス利用のためわざわざ羽田から。宿泊は上限額いっぱいにとばかりダブルやスーペリアルームを。
静岡県においては、航空機の利用について、知事は最上級クラス、部長級はその次のクラスと規定されています。
しかし、実際は世論の批判から多くの県同様、知事はファーストクラスを使わないようにし、部長級もビジネスクラスを使用しないようにしてきたところです。
最近、他県では明確に規定を改めたところもあるにもかかわらず、本県ではこれを怠ったことから、昨年、部長職としてビジネスクラスは可と思った篠原部長が外遊の際ビジネスクラスを利用し、今年夏になってビジネスクラスが最上級だったことが判明したことから不適正受給として返金しました。(「篠原清志部長の優雅な海外視察」参照)
これを受け、なんと県は同時期に、部長職にあってもファーストクラスのある航空機に乗ればビジネスクラスに乗ってもよいとする通知を出したのです。
さて、今回の旅行はその通知が出た後で行われたもので、篠原部長は、昨年は成田から渡航していたものを、今回は羽田からファーストクラスのあるANA便を選び、ビジネスクラスで渡航したのです。
まさに、役人らしい税金の使い方でははありませんか。いかに税金を自分のために多く使うかを心得ています。
以下はその証拠です。
羽田発11:30分の便とほぼ同時刻の11:25に成田からも便があり、こちらならファーストクラスの設定はなかったのですから。
次に、宿泊費の問題です。
県は来年度から宿泊費について、これまで定額で支給してきたものを、上限額を上げて実費を支給すると発表しました。
合わせて、複数から見積もりをとるので税金を無駄に多く使うことがないかのように言っているわけですが、本当にそうなるのか、以下の篠原部長と同行職員の宿泊料の違いと宿泊料定額料金をご覧になれば、役人の前には夢のような期待でしかないことがわかります。
ホテルのクラスも部屋のクラスも様々な中で、上限額に近いホテルの部屋同士で見積もりをとればその中で一番安くても、これまで以上の部屋に泊まれてしまうからです。
<篠原部長と同行職員の宿泊料の違い>
<宿泊料定額の違い>